ザッパラスの事業は大きく分けて二つあります。一つはコンテンツ事業、もう一つはコマース事業。コンテンツ事業部では主に携帯電話とPCの有料サービスを提供し、現在は約400万人の会員を獲得しています。私はコンテンツ事業部長として、ザッパラスのコンテンツ事業部をまとめています。
ザッパラスに入社したのは約3年前です。前会社でのプロジェクトがひとしきり終了し自分自身の新しいステージを求めていたところ、ザッパラスを紹介されました。会社が上場に向けた明確な意志を持っていたということもあり、会社と共に自分もスキルアップできる環境だと感じてザッパラスを選びました。
私は99年にi-modeがスタートした時期から、携帯電話の情報サービスに携わる仕事をしてきました。その頃はまだ“モバイル”という言葉すら浸透していなかった時代ですが、携帯電話は世界でも日本が一番進んでいましたし、最も先進的な事業体でした。携帯電話業界の中の人間でも最も古い経験値を持つ人間ですので、携帯電話業界の経験値の蓄積が、現在の仕事にも活かされていると思います。
入社後と現在ではやっている事業は変わらないのですが、会社の規模や事業のモデルがかなり変化しています。当時の課金サービスは一つ一つが独立をしていて、お客様がサイトを退会したらそこでお客様との関係が終わってしまう。そういった独立していたサービスをリンクさせ、例えば占い、洋服、スイーツ、サプリなど、一人のお客様に様々なサービスを利用してもらえるようなシステム作りを入社当初から取り組んでいます。現在ではそのシステムがほぼ実現に近いフェイズまで来ていて、実際に400万人以上の会員の方に利用していただいています。
ザッパラスでは自分の自由な発想でビジネスを展開できる反面、その分結果が求められます。本当に自分の能力を上げたいという方には良い会社ですが、なんとなくスタイルやイメージで入られたらおそらく1,2週間でくじけてしまうと思います。この業界は成長段階であると同時に未熟な部分もあります。ただザッパラスが同業他社と圧倒的に違うところは、非常に堅実な会社であるということ。常にマーケットを的確にとらえ、10年、20年と着実に実績を積み重ねて行けるような会社になって欲しいと思っています。ですから1日1日を大切に考えられるような方々と一緒に仕事ができたらいいですね。
9年前、初めて携帯の仕事に就いたときに思ったのが、「これがオーディオプレイヤーになればいいな」と思ったのですが、それが今では主流になっていますし、逆にCDよりも着うたが売れる時代になってきています。今現在「こんなことができたらいいな」と思うことが、5年もしたらこの端末で全てが解決すると思うんですね。そういったマーケットを確実にとらえ、ザッパラスが一番だと言えるものを社員含めた全資産やエネルギーを投入して作っていきたいと思っています。